ブラックストーンもフォートレスも拒否する道を選んだユニゾ

ユニゾがフォートレスを選んだ理由

ユニゾホールディングスがフォートレスのTOBに反対を表明し買収を留保しましたが、フォートレス以外にも世界的な海外ファンドから買収提案があったが拒否した事を発表しています。

ユニゾはフォートレスへTOB価格を5000円へ引き上げる様に要請したが返答がなかった、一方の世界的に有名な海外ファンドはTOB価格5000円での買収提案があったとしている。

ユニゾはフォートレスと世界的に有名な海外ファンドを比較した結果フォートレスを選択し、TOB成立が怪しくなるなる中、フォートレスに対して向こうが5000円で買収提案してきたから引き上げてくれと要請したが無視されていると言う感じでしょうか。

ユニゾへ買収提案したブラックストーン

なぜ無視されているのか?答えは日経記事に書いてありました。

ユニゾHD、買収条件の再検討要請
ユニゾHDは別の米投資ファンドから9月に入り新たな提案を受けたことも明らかにした。関係者によると、米投資ファンドのブラックストーンとみられる。5000円のTOB価格で全株取得を目指す内容だった。ただ従業員の雇用を確保する仕組みが十分でなく、買収提案は受け入れられないとして、27日の取締役会で反対を決めた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50313500X20C19A9TJC000/

なんとユニゾに買収提案をしていた世界的に有名な海外ファンドとは、ブラックストーンの事でした。
げえっ関羽と言いたくなるレベルではあり、ユニゾがテンパっている理由も納得できました。
HISでワイワイ言っていた夏が懐かしいですね。

ブラックストーンとフォートレスとブラックロックと

ブラックストーンとフォートレスは中国安邦保険集団が日本の不動産売却を実施するに伴い購入応札を繰り広げています。
ブラックストーンとフォートレスときたらブラックロックですが、バークレイズがユニゾ株を購入している事からも分かる通りですね。
そしてエリオットですから、ユニゾがテンパってしまうのも無理はないが、何故HISを蹴ったのかは不明。

ブラックストーンの積極投資先は物流

さて、そんなブラックストーンはCICの呪縛から解き放たれ活発的に動いています。
近年成立した買収案件には殆ど加わっており、今度はコロニーの倉庫部門コロニー・インダストリアルを約6380億円で買収しています。

ブラックストーンは物流施設や物流用地買収を積極的に行なっており、日本でも多くの物流関連買収を行なっています。

中国はブラックストーン株を売却しましたが、ブラックストーンは中国企業の買収を強化しており、PayPalが中国のGoPayを買収した事で何やら加速しそうな勢いです。

ブラックストーンは物流に熱を入れる前にはホテル事業への投資に熱を入れていた時期がありました。
ヒルトンも買収していましたが売却し、その他ホテルも売却しており、ユニゾはその点を危惧したのかも知れません。

ユニゾに新たなホワイトナイトは出現するか?

ユニゾは買収されたくなく独立経営を維持したいという意見もある様ですが、徐々に比率を増やしているファンドに対していつまでもつのかは分かりませんが、取り合っている内は未だ大丈夫と言える。

今後、新たなホワイトナイトでも現れない限り延々と続くでしょうから、いかに高値で売却するかも視野に入れた上で考えても良い時期かも知れません。

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