ヤンキース、アマゾン、シンクレア・ブロードキャストがディズニーからYESネットワークを約3700億円で買収

ヤンキース、球団の試合放映するCATV買収ーアマゾンなどと
米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキースは球団の試合を放映するケーブルテレビ(CATV)局「YESネットワーク」を米シンクレア・ブロードキャスト・グループやアマゾン・ドット・コムなどと買収した。YESを34億7000万ドル(約3700億円)と評価する取引。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-30/PX0T40T0G1KX01

東京五輪を1年後に控え、スポーツ業界が何やら慌ただしい動きとなっています。

国内では鹿島アントラーズや島根スサノオマジックなどの買収や、ミクシィによる球団買収計画などが報道されたりしていますが、米国でもチーム買収などいくつかありました。

そしで今度はヤンキースがCATVのYESネットワークを買収する事が報じられています。

YESネットワークはヤンキースなどの放映権を取得しているCATVでヤンキー・グローバル・エンタープライゼズが運営しており、ディズニーが21世紀フォックスを買収した際に株式を取得し、ヤンキースにはその株式を購入する権利が与えられ、交渉の結果買収に至ったとのこと。

ヤンキースが約3700億円支払った訳ではなく、アマゾンとシンクレア・ブロードキャスト、その他投資家が共同で株式を購入しており、株式比率はヤンキースが26%と最も多く、シンクレア・ブロードキャストが20%、アマゾンが15%、残り39%がその他投資家の比率。
この中でアマゾンは株式を買い増す権利が付いているとされている。

アマゾンは動画配信サービスの拡充を行なっていますが、スポーツ中継の配信にも力を入れているそうで、今回の買収にも参画したと予測されています。

米国ではPPVでのスポーツ中継視聴が主流で、アマゾンも一部のスポーツ中継でPPVを導入しています。

以前Netflixが決算発表で、「われわれが戦っている相手は衛星・ケーブルテレビのHBOなどではなくFotrnite(ゲーム)であり、そして負けている」と述べていましたが、Disney+、Amazon、Hulu、新規参入のNBCUniversalによる悪影響は少ないともコメントしており、動画配信を巡る構図が理解しやすい。

もっとも分かりやすいのは、画面の取り合いであり、ゲームをしている以上ユーザーは他の画面を見なくなってしまうが、画面を見る時間は限られています。スマートフォンとPCでゲームと動画配信を見るにしても画面は2つが限界でしょう。PCでウィンドウを何個も開いて視聴するヘビーユーザー以外の新規ユーザー獲得が必須となっています。

スポーツ中継ではDAZNが有名ですがサブスクリプション方式にPPVを導入してようやく採算がとれている。

AppleもApple TV+で動画配信サービスへ秋頃に参入する予定となっており、広告は低迷し契約者数だのみのサブスクリプション方式だけでは採算がとれない。後は良質なコンテンツによるPPV・・・スポーツかなぁ?という感じでアマゾンは出資しているのかも知れませんね。広告が規制されても基本的に通販事業があるということが強み。

Netflixのコメントに再度戻ると、Amazonは実際にゲーム事業が低迷しておりリストラを実施しています。

この様な状況となっているので、各通信会社などがメディアやコンテンツ企業を軒並み買収し、ネットの中立性や独占権が問われています。

当初はユーザーの為に速度制限はしないと述べていましたが、どうやら直近の報道では調査の結果帯域制限を行なっていたされており、これではゲームに行ってしまうのでは?と思ってしまいますね。

ゲームはゲームで頭打ち感があり、先のゲーム会社によるリストラ増加も動画配信サービスと同様の問題を抱えています。

画面の奪い合い・・・ですね。

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