ぺんてるがコクヨに反発の裏にマーキュリア、そしてプラスの影

コクヨ、1~6月 純利益11%減 ぺんてる提携「具体化まだ」

記者会見した黒田英邦社長は5月に発表したぺんてるへの間接出資について「出資の目的である業務提携に向け、ぺんてるの経営陣と協議を進めているが、具体的なスケジュールは決まっていない」とした。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47910920Z20C19A7DTA000/

コクヨが決算発表を行い、売上微増、営利15%減、純利11%減という結果になっています。

あまり良いとは言えない業績ではありますが、ぺんてるとの業務提携もあまり良いとは言えない状況となっている様です。

5月にぺんてるの筆頭株主となったコクヨ。いや事実上の筆頭株主となったコクヨ。
このM&Aは複雑となっており、ダイヤモンドに分かりやすい説明があるので読んでおくと良いでしょう。

コクヨが突如ぺんてる筆頭株主に、文具業界で勃発した経営権問題
https://diamond.jp/articles/-/203810

間に入っている投資会社マーキュリアインベストメントとは?
東証1部上場企業ですが知らない方は旧社名あすかDBJパートナーズやADキャピタルの方が分かりやすいかも知れません。

日本政策投資銀行系列の投資会社でしたが、現在はそこに伊藤忠商事も出資しており、先日共同でマーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合(BizTechファンド)を設立している。伊藤忠商事と言えばデサントとの対立が話題となりましたが今回は無関係。

そんなマーキュリアのファンドを使ったM&A戦略なのか何なのか分からない手法に対しぺんてるが怒るのは当然の流れですが、ぺんてるが株式を売って欲しかった会社がプラスというのもコレまた面倒くさい。

先日、ヤフーとアスクルが対立している報道がありましたが、アスクルの大株主でヤフーに賛同している会社がプラス。と言いますかアスクルは元々プラスの一事業から始まった経緯があります。

ヤフーとアスクルが対立、EC事業を巡り関係が悪化
http://newjob.wpblog.jp/article/post-6167.html

そして、ぺんてる自体もお家騒動が多い会社というのもコレまた面倒くさい。
今回の事も元々はお家騒動から始まっている。

コクヨはコクヨで、海外販路が欲しいが為に余計な事に首を突っ込んでいる・・・

M&A手法としては注目すべき案件ではあるが、注目したくない・・・

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