消えゆく総合職、中途採用と転職による雇用流動化推進も解雇規制の緩和は避ける

今年の骨太方針・成長戦略が閣議決定され、働き方の変革に関しての方針を示しています。

焦点:骨太・成長戦略、技能職時代の到来強調 「総合職」は終幕へ
政府が21日に閣議決定した今年の「骨太方針」と「成長戦略」は、中途採用の推進や解雇法制整備など、大胆な雇用流動化推進への具体策を打ち出した。終身雇用や横並び賃金...

基本的には良く言われている事や既に実施されている事が盛り込まれていますが、解雇規制の緩和に関する具体的な明言は避けた一方で解雇金銭解決制度などは一応方針として盛り込まれています。

6年ほど前に、管理職になりたくない人が増加しているという調査結果がありましたが、再度同じような調査結果があるようです。

課長から平社員に戻りたい管理職が増加傾向、社長になりたい人は過去最低と産業能率大の調査結果
産能大の調査によると、課長職から平社員に戻りたいと思っている人が増加傾向となっています。理由としては、良くある中間管理職の悩みとなっています。部下と上司の板挟み、管理職ではあるが一般業務もこなす兼任、部下が言う事を聞かない、上司と意見が...

管理職になるには幾つかありますが、基本的には新卒採用時に総合職採用された人材を管理職として育成するパターンが多いです。

キャリア組などと呼ばれ一般職採用とは別のコースを歩む事になる訳ですが、前述の通り管理職になりたくない、平社員に戻りたいと思っている人が多数な訳です。

総合職に応募しておいて管理職になりたくないとは、多分総合職を単なるジョブローテーションと勘違いしているのでしょう。もしくはホワイトカラー・エグゼンプションや高度プロフェッショナル制度で悪いイメージを持ってしまったのかも知れません。

近年、早期希望退職が多くなっている理由として、総合職採用で入社したのに管理職候補にすらなっていない人材が多い事が挙げられます。出世したくない為、永遠に管理職候補もどきとなってしまうのです。
その管理職もどきでも管理職にしなければならなくなった時期がある事が主な原因です。

総合職や一般職は転職に必要な専門知識が身に付きにくいと分析しているのは、前述のイメージが強いからであって、実際には会社によって総合職や一般職の業務範囲や裁量が異なっており、一概には言えない部分が多いです。

技術職へと転換をさせたい事が良く分かるのですが、こちらも技術的な評価基準がされない事が度々指摘されており、何が足りないって技術的な評価を下せる管理職が足りていないのです。

技術職が増えるのは良い事だと思いますが、最も足りていないのは管理職です。
早期希望退職募集が多くなっていると言う事は、管理職の求人が多くなる事です。

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