社員を辞めさせない会社と辞めさせたい会社、人手不足と希望退職

仕事の相談として多くなっている辞めたいのに会社が辞めさせてくれないと言う相談。

一方で人材サービスへの相談として多くなっている辞めて欲しいのに社員が辞めてくれないと言う相談。

この2つの相談が同時に増えるとは面白い社会ですが、人手不足と希望退職が多くなっている事が関係しています。人手不足の企業が多い割には希望退職を募集する企業が多い事も面白い訳です。

おかしいですよね、矛盾する2つの事例がニュースとして扱われる訳ですから。

人口減少や市場縮小を持ち出す方がいますが、現時点では殆ど影響は出ていません。ではなぜなのか?

実は一見矛盾している様に見えますが、実際にはしていません。

人手不足や希望退職を会社単位で見ると矛盾してしまいますが、業界単位で見るとしていないのです。

要は、希望退職業界は人手不足ではなく、人手不足業界は希望退職の募集をしていないのです。

人手不足業界と希望退職業界が異なるため、延々と真逆のニュースが続く訳です。

本来ならば業界再編の為に人材の流動性が活発化しなければなりませんが、前回投稿の様に業界自体が複雑なシステムとなっている業界では流動性が停滞してしまっているのです。

就職活動や転職活動において、人手不足だから誰でも採用されるだろうと考えている方がいますので、その点は注意した方が無難でしょう。応募者本人は勿論のこと人事担当者もですね。

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