スマートフォンゲーム企業とゲーム会社の明暗分かれる決算発表、ネット広告不振

先日、スクウェア・エニックスやカプコンなどの決算発表でスマートフォンゲームが厳しい状況となっていました。

スクウェア・エニックス、グリーとカプコンの決算発表
http://newjob.wpblog.jp/article/post-5244.html

ゲーム業界の他企業の決算発表も行われていますので見ていきましょう。

まず、ゲーム・アミューズメント事業の企業。

セガサミー
売上高を3900億円から3370億円(前期比4.1%増)へ、営業利益を210億円から130億円(同26.6%減)へ、最終損益を120億円の黒字から15億円の赤字へ業績予想を下方修正、ゲーム事業も不調。

任天堂
売上高が9972億円(前年同期比16.4%増)、営業利益が2200億円(同40.6%増)。
Switchの出荷予想台数を2000万台から1700万台へ、3DSを400万台から260万台へ下方修正。ハードは不調ソフトは好調。

コナミ
売上高1926億円(前年同期比7.8%増)、営業利益394億円(同2.4%増)、最終利益272億円(同4.5%増)。
スポーツとアミューズメント事業が微減だが、全般的に堅調。

バンダイナムコ
売上高5287億円(前年同期比9.4%増)、営業利益698億円(同30.7%増)、経常利益714億円(同30.6%増)、最終利益535億円(同30.9%増)。通期業績予想は上方修正、家庭用・スマートフォンゲーム共に堅調。

次に、ソーシャル・スマートフォンでのゲーム・サービスが主力の企業。

サイゲームス
売上高966億4400万円(前の期比4.7%増)、経常利益154億8300万円(同14.8%減)、最終利益113億5600万円(同15.0%減)。

アカツキ
売上高185億9600万円(前年同期比16.4%増)、営業利益83億200万円(同5.0%増)、経常利益82億3700万円(同5.0%増)、最終利益57億7500万円(同2.0%増)。

コロプラ
売上高98億4800万円(前年同期比20.4%減)、営業損益1億9900万円の赤字(前年同期21億9700万円の黒字)、経常損益4億1800万円の赤字(同22億1200万円の黒字)、最終利益3億7600万円の赤字(同13億5200万円の黒字)。

ドリコム
売上高79億4700万円(前年同期比21.2%減)、営業損益7億0400万円の赤字(前年同期3億4100万円の黒字)、経常損益12億8200万円の赤字(同1億9300万円の赤字)、最終損益13億7200万円の赤字(同7500万円の黒字)。不採算アプリを整理し赤字幅縮小。

ガンホー
売上高は前四半期比59.2%増の303億3800万円、営業利益は同85.0%増の93億1200万円、経常利益は同78.1%増の92億3600万円、最終利益は同99.5%増の59億8400万円。韓国子会社の新タイトルが好調で急回復。

ミクシィ
売上高1059億円(前年同期比21.7%減)、営業利益268億円(同43.8%減)、経常利益269億円(同44.0%減)、最終利益171億円(同31.9%減)。

最後にゲームを含めたインターネットサービスの企業。

サイバーエージェント
売上高1108億円(前年同期比13.2%増)、営業利益53億円(同35.2%減)、経常利益51億円(同33.7%減)、最終利益9億円(同61.2%減)。通期業績予想は下方修正、事業別でも投資育成事業以外減少。

ヤフー
売上高7075億9000万円(前期比7.4%増)、営業利益は1196億7900万円(同19%減)、四半期利益は700億8800万円(同33%減)。

LINE
売上高2071億8200万円(前年比24%増)、営業利益161億1000万円(前年比35.8%減)、2018年最終損益は37億1800万円の最終赤字。

冒頭のスクウェア・エニックス、カプコン、グリー、そしてソニーも含めて観ると分かりますが、確かにスマートフォンコンテンツの伸びは鈍化している事が分かります。

ガンホーの様に一発当たれば急回復も良いですが、それではスマートフォンゲームのガチャと同じになってしまいます。

前回投稿で、面白いゲームが売れると当たり前の事を書きましたが、その他の要因としてインターネット広告の不振が挙げられます。

いずれの企業も広告宣伝費が重しとなり、業績に影響を与えています。上記の通りネット広告企業も業績が悪くなっており、インターネット広告自体の低迷ならびに費用対効果が薄い事も見える。

スマートフォンゲームやネット広告業界は米中貿易摩擦やいくつかの経済問題とは関係ありませんので少々厳しい時代が到来していると考えられます。
Web広告やWebメディアに関しても先日書いた通りで、ネット広告頼みの収益は今後も期待できないと考えられます。

ベライゾンが7%の人員削減、バズフィードは15%の人員削減
http://newjob.wpblog.jp/article/post-5129.html

業績が安定している企業の特徴として、スマートフォンコンテンツが主力ではない事が分かります。

メルカリも営業赤字となっており、ヤフーもコマース事業の営業利益が30.7%の減少をしており、楽天の決算次第で色々と分かりそうです。

スマートフォンが市場に行き渡り、スマートフォン向けコンテンツで思いっきり遊んだ先進国ではスマートフォン事業が鈍化しており、新興国でネット広告やスマートフォンゲームが伸びている事でGoogleやFacebookのネット広告事業は好調を維持していますが、新興国にも行き渡った場合の事を考えると市場の反応薄も納得な感じですね。

ですから、今後は有料コンテンツが主流となる予想になるのですよね。

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http://newjob.wpblog.jp/article/373925891.html

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