希望退職や早期退職の募集をする企業が増えていますが、新型コロナの影響でコロナ解雇や雇い止めが増加しています。
コロナ解雇の人数
厚労省の調査によりますと、新型コロナによる雇用調整は約6万7千人、解雇見込み労働者数は約3万7千人の内1万4千人が非正規労働者となっています。
解雇見込み労働者数は非正規よりも正規社員の方が僅かではあるが多い。
調査を開始した5月末からおよそ倍の人数が雇用調整・コロナ解雇見込みとなっており、相当厳しい状況となっています。
雇用調整は休業もしくは休業から解雇、解雇見込みは解雇・雇い止めの予定を、それぞれハローワークに相談があった件数となっていることから、実数は更に多いかも知れません。
コロナ解雇が多い業種と地域
雇用調整が多い業界は製造業、飲食業、小売業、サービス業、宿泊業が2000人以上となっており、解雇見込み者数が多い業種は宿泊業が3000人以上、道路旅客運送業、製造業、飲食業が2000人以上となっています。
都道府県別に見ると東京都が雇用調整・解雇見込み双方とも圧倒的に多く、雇用調整は製造業や宿泊業などが多い業種が多い地域、解雇見込みは都市部を中心にそれぞれ多くなっています。
新型コロナウイルス感染症に起因する雇用への影響に関する情報について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/koyouseisaku1.html
経済再開で求人も増える可能性
現状として徐々に経済も再開していますので、経済再開によって求人が増える可能性もあります。
以下のページは転職や再就職に向けて何らかの足しになると思いますので、参考にして下さい。
実際に役立つおすすめ転職サイトと転職エージェントの特徴を比較
解雇は精神的に辛く、不安で苦しいかと思います。
直ぐに再就職できるのであれば良いですが、求人が増えるまで少し休んでみるのも良いと思います。
どうか自己責任や自業自得など自分を責めない様にして下さい。
全て新型コロナのせいです。