三陽商会が契約社員の正社員登用を発表、バーバリー撤退で目が覚めた

三陽商会が契約社員の正社員登用を発表しています。
今時、非正規社員の正規雇用など珍しく何ともないと思われそうですが、今回三陽商会が正社員登用を行うのはデザイナーなど専門職も含まれています。
アパレル・ファッションと言う業界の性質上、デザイナーやパタンナーなどの専門職は流行り廃りによって交代せざるを得なくなる場合が多く契約社員での雇用が一般的です。
今回の正社員登用によって固定のデザイナーとなる訳ですから、相当な決断と言えるでしょう。
三陽商会はバーバリーとのライセンス契約が終了し、バーバリーが独自で販売し始めた事が大きな話題となりましたが、バーバリーから見放された事で目が覚めたのか、そこからの動きが物凄い早い。
待ってましたと言わんばかりに希望退職者を募集し、店舗も閉鎖し縮小、問題が発覚したが売れるものはビルも保養所も売却する予定で、在庫や物流、サプラチェーンに至るまでの業務改善も開始している。
確かに業績は低迷したが、財務面では改善し始めており、目に見える効果でモチベーションも高いのではないだろうか。財務改善は株価にも反映しており資金調達方法にも複数の手段が用意されて来た感も出ている。
三陽商会の現時点で社員の平均年齢は44.6歳、平均年収は655万円とアパレル業界としては良い部類。
クリエイターやパタンナーを雇用するのは現在競争が激しく難しい。
どちらかと言えば流通分野のスペシャリストを採用した方が良いかも知れない。
しまむらのネット通販参入も有りますし、アパレル業界も慌ただしくなって来ましたね。