国立大学職員・教員の年収ランキング、教員平均年収1000万円以上は5大学

厚労省・文科省の調査では、大学生の就職内定率が同時期過去最高となっている事でした。
大学卒業者全体の就職希望率は67.6%、就職以外では大学院へ進学が多く、ポスドクや研究員へと就きたい方が多くなったのかも知れません。
上場企業であれば平均年収は公表されている事はご存知だと思いますが、大学職員や教員など国立大学法人や特殊法人の平均年収も文部科学省が毎年公表しています。
文部科学省所管独立行政法人、国立大学法人等及び特殊法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準(平成28年度)の公表について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1387214.htm
上記の平均年収を東洋経済が国立大学職員・教員の年収ランキングとしてランキング形式で掲載していました。
全国立大学「職員・教員の年収」ランキング
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1387214.htm

  • 政策研究大学院大学 919.8
  • 東京藝術大学 871.9
  • 名古屋工業大学 869.6
  • お茶の水女子大学 859.7
  • 電気通信大学 859.2
  • 東京外国語大学 858.2
  • 一橋大学 855
  • 筑波技術大学 853.8
  • 東京工業大学 852.9
  • 横浜国立大学 847.6
  • 東京海洋大学 839.1
  • 東京農工大学 833.7
  • 埼玉大学 832.1
  • 帯広畜産大学 827.1
  • 放送大学学園 823.4
  • 京都工芸繊維大学 820.9
  • 東京大学 810.6
  • 東京学芸大学 805
  • 茨城大学 796
  • 大阪教育大学 794.5
  • 奈良教育大学 789.3
  • 大阪大学 787.1
  • 京都教育大学 784.6
  • 和歌山大学 781.6
  • 滋賀大学 779.8
  • 京都大学 777.8
  • 奈良女子大学 777.3
  • 愛知教育大学 775.2
  • 静岡大学 766
  • 宇都宮大学 760.1
  • 筑波大学 758.4
  • 宮城教育大学 755.2
  • 九州工業大学 753.2
  • 鳴門教育大学 747.2
  • 福岡教育大学 744.7
  • 室蘭工業大学 744.2
  • 兵庫教育大学 743.5
  • 小樽商科大学 742.8
  • 上越教育大学 742.4
  • 名古屋大学 738
  • 岩手大学 735.5
  • 北海道教育大学 731
  • 福島大学 730.4
  • 長岡技術科学大学 721.7
  • 豊橋技術科学大学 721.2
  • 総合研究大学院大学 721
  • 広島大学 713.5
  • 北見工業大学 711.7
  • 神戸大学 710.6
  • 富山大学 708.7

全ての国立大学の職員・教員の平均年収が公表されていますので、気になる方は見ておくと良いでしょう。
最下位となっている旭川医科大学でも、職員平均年収525.6万円、教員平均年収717.6万円と一般企業の平均年収よりも高くなっています。
最も職員の平均年収が高い政策研究大学院大学の職員平均年収は919.8万円、教員平均年収1059.7万円と非常に平均年収が高いです。職員平均年収が900万円以上となっているのは政策研究大学院大学のみとなっています。
教員平均年収が1000万円以上となっている国立大学法人と特殊学校法人は上記の政策研究大学院大学の他に、東京藝術大学の1002.4万円、お茶の水女子大学の1030.2万円、東京海洋大学の1003.3万円、放送大学学園1035.2万円の5校。いずれも教員数も常勤職員も少ない専門的な法人となっています。
常勤職員も多く、教員数も多い法人として平均年収が高くなっているのは、東京工業大学、東京大学、大阪大学、京都大学、筑波大学、名古屋大学、広島大学、神戸大学、富山大学などの地域を代表する法人となっています。
国立大学や特殊法人の全体的な事務職員・技術職員の平均年収は570万円、全体的な大学教員の平均は873.3万円ですから、全職員の平均年収を上げているのは大学教員と言う事になりますね。とは言え事務職員・技術職員の平均年収570万円も一般企業の平均年収サラリーマン平均年収よりも高くなっていますね。
東洋経済には教員就職者が多い大学ランキングも掲載されていました。
教員就職者が多い大学トップ200ランキング
http://toyokeizai.net/articles/-/205156

  • 大阪教育大学
  • 愛知教育大学
  • 北海道教育大学
  • 文教大学
  • 広島大学
  • 東京学芸大学
  • 福岡教育大学
  • 日本大学
  • 埼玉大学
  • 岐阜聖徳学園大学
  • 千葉大学
  • 日本体育大学
  • 茨城大学
  • 静岡大学
  • 武庫川女子大学
  • 岡山大学
  • 宮城教育大学
  • 佛教大学
  • 明星大学
  • 関西学院大学
  • 岐阜大学
  • 國學院大学
  • 新潟大学
  • 常葉大学
  • 山口大学
  • 熊本大学
  • 玉川大学
  • 都留文科大学
  • 立命館大学
  • 早稲田大学
  • 信州大学
  • 横浜国立大学
  • 国士舘大学
  • 白鷗大学
  • 皇學館大学
  • 鹿児島大学
  • 京都女子大学
  • 京都教育大学
  • 滋賀大学
  • 四天王寺大学
  • 筑波大学
  • 奈良教育大学
  • 大阪体育大学
  • 三重大学
  • 長崎大学
  • 金沢大学
  • 愛知淑徳大学
  • 群馬大学
  • 東京家政大学
  • 帝京大学

上記大学以外200位まで掲載されていますので、興味のある方は見ておくと良いでしょう。
国立大学だけでなく私立大学を含めたランキングとなっていますが、上位は国立大学の方が教員へと就職する人が多いようです。
ここでいう教員は大学教員のみの就職者数では有りませんが、大学教員平均年収が高い大学が軒並み上位となっていますので、そのまま大学教員へと就職するパターンもそれなりに多いのではないでしょうか。
以前、文科省が日本のポストドクターに関する雇用・進路調査を行った結果を見てみましょう。
「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査-2015年度実績-速報版」の公表について
http://www.nistep.go.jp/archives/33979
博士課程学生は在籍していた機関のポスドクへと就く割合は7割。ポスドクから大学教員や他の研究開発職へ転職した割合は19.1%となっています。しかし不明が11%と多くなっていた事が問題点として有りました。
団体職員・大学職員などの中途採用求人情報
http://newjob.wpblog.jp/article/412836170.html
上記の団体職員や大学職員の中途採用状況を見ると、近年はポスドク経験も含めて一般公募をする機関が多くなっていますが、大学教員の採用は前述の通り公募で中途採用する機会は殆ど見かけません。平均年収の高い大学教員に就きたいのであれば大学生時点で志望した方が良いでしょう。
2015年時点で国内ポスドクの10%は中国籍となっていますので、現在は更に増えていると思われます。
大学生も大学教員もポスドクも外国籍が多くなって来ています。
団体職員・大学職員など特殊法人への転職を考えている方は非常に多くなっていますので、雇用情勢に関係なく応募倍率は高止まりとなっています。
今以上に熾烈な採用競争となりそうですから、これらを踏まえた上で転職を考えて行きましょう。