イーロン・マスクとマーク・ザッカーバーグがAIで対立する、ドラえもんが欲しいのか?ドラえもんの道具が欲しいのか?

AIは恩恵か災いか マスク、ザッカーバーグ両氏が舌戦
【7月26日 AFP】先見的な起業家として知られるイーロン・マスク(Elon Musk)氏と、世界最大の交流サイトである米フェイスブック(Facebook)を率いるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)が今週、人工知能(AI)をめぐりソーシャルメディア上で舌戦を交わした。テクノロジー界のスター同士による議論は個人批判に発展している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3137011

テスラのCEOで有り、スペースXのCEOでもあるイーロン・マスク。
そのイーロン・マスクとFacebookのCEOで有るマーク・ザッカーバーグがAIに関して意見が対立している。
イーロン・マスクは以前からAIに関して警鐘を鳴らしているが、その事がマーク・ザッカーバーグは理解出来ず気に食わない。気に食わないと言われたイーロン・マスクも彼は理解に乏しいとSNSで口論になっている。
そんな対立の様相を見せているイーロン・マスクとマーク・ザッカーバーグですが、意見が一致している事も有る。
Facebookのザッカーバーグ氏がベーシックインカムで持論「アラスカが良い教訓」
http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/06/mark-zuckerberg-basic-income_n_17401982.html
以前イーロン・マスクはベーシックインカムの必要性について語っていましたが、マーク・ザッカーバーグもベーシックインカムについて語っており、必要性を感じている様子が見受けられる。バラク・オバマ大統領も似た様な事を語っていました。
この様な発言が出てくると言う事は、結局のところAIやロボット全てが人類に対して良い影響を与える訳では無いのでしょう。
歴史を見ると人類が繁栄した理由は高度な知識を持ったからで有り、人類以上の知識を持った生物以外の何かが誕生した場合、その生物以外の何かが人類をペットにする事は容易いだろうと考えられる。
そもそも、一般人が考えているAIやロボットと大富豪や開発者など企業が考えているものでは全く異なる。
ドラえもんが欲しいのか?ドラえもんの道具が欲しいのか?と問われたら、一般人の答えはドラえもんの道具が欲しいと答えるが、一部の企業が現在開発を進めているのはドラえもんだ。
だが、そのドラえもんは我々が知っているドラえもんでは無い。非常に高度な知識を持ち屈強な身体を持つドラえもんだ。
ドラえもんは一部ポンコツな部分が有るから愛されるが、ポンコツでは売り物にはなら無いため完璧超人を企業は開発しなければなら無い。企業としては売らなければなら無いため、その啓蒙に勤しむ。オモチャからAI搭載ロボットが販売されているのも、その布石に過ぎない。
イーロンはドラえもんの道具のみが欲しい、マーク・ザッカーバーグはドラえもんのみが欲しい。そう考えると対立はやむを得ない。
ですから、今回の2人の対立は今後も続くのでは無いでしょうか?
もともとイーロン・マスクはAIやロボットに対して楽観的でした。しかし急速に開発が進められている最先端AI技術を見てから意見が変わっています。
テクノジーを持つエンジニア達はテクノロジーを使いたがりますので、AIやロボットは今後も開発が進められるでしょう。
更にAIロボットが一般的になったと仮定すると、今度はロボット差別なども生まれると考えられる。人種差別や宗教差別、男女差別、国同士の争いなども解決しないまま新たなロボット差別が加わると仮定すると・・・。
現在ですらサイバー犯罪が急増しており、情報セキュリティが遅れている事も気になる部分です。
AIロボット自らが悪事を働くとは考え難く、ある種の破壊的な人間によってロボットの犯行が始まると思われる。
大富豪や大企業のトップと言うのは自己の利益の追求をするだけで有り、例えAIやロボットが世界をボロボロにしても多大な被害を被るのは一般人。
この様な問題は全世界で話し合うべき事ですが、企業が開発を行っている時点で利害関係が生じます。とにかく主導権をとりマウンティングしたい気持ちの表れとも見えます。
そのマウンティングをAIロボットが理解したとしたら、どの様になるのでしょうかね?
マーク・ザッカーバーグはイーロン・マスクを無責任と述べていますが、企業のCEOとして自社の持つ技術が社会にどの様な影響を与えるかを考えるのは当然の事で、無責任なのはマーク・ザッカーバーグでしょう。
それもそのはずで、Facebookの社是にDone is better than perfect.が有ることから無責任なのです。