コンビニや飲食業界に続いて百貨店やホテル業界などもAIロボットによる接客サービス開始

接客サービスを行う業界で、続々とAI・ロボット活用事例が増えて来ています。
コンビニ・スーパーなどの流通業界、レストラン・ファストフードなどの飲食業界では既に無人店舗の実証実験が開始されています。
そんな中、先日パルコがロボットによる接客サービスの実証実験を開始する事を発表しています。

パルコで接客ロボットによるフロア案内サービスの実証実験が今秋より開始。棚卸しの自動化も実現
パルコは2017年秋より、ロボットを用いた顧客・従業員向けサービスの提供を開始すると発表しました。
http://japanese.engadget.com/2017/01/12/parco-robots/

Pepper(ペッパー)を導入していたパルコですが、今回パルコが導入するのは東京都立産業技術研究センターのLibra(リブラ)。リブラもPepperと同じく自走出来るロボットです。
この実証実験は公募型共同研究開発事業の中の商業施設における案内業務と店舗業務効率化を事業テーマとしており、日本ユニシスと08ワークスが共同メンバーとなっています。
この他に、羽田空港と家電量販店のノジマが日立製作所のEMIEW3(エミュー3)を導入する事を発表、ヤマダ電機はNAVII(ナビー)を導入しており、次々とロボット接客サービスが始まっています。
自走型ロボットによる接客サービス以外も多くなっており、厚労省が旅館業法を改正しフロントを廃止する可能性が出てきました。

厚労省 ホテルのフロント廃止も 旅館業法改正へ
 厚生労働省は、ホテルと旅館のフロントについて、指紋認証などの情報技術(IT)で安全確保や本人確認ができる場合は、設置しないことも認める方針を固めた。
http://mainichi.jp/articles/20170113/k00/00e/040/305000c

ホテルのフロントが無くなる代わりに、本人確認出来るIT機器を設置する必要が有ります。
ハウステンボスの変なホテルでは既にフロントロボットを導入、東京ディズニーリゾート近くの千葉舞浜に2号店を出店予定となっています。
自走型ではなく対面型ロボットは多くの企業が導入しており、りそな銀行のSota(ソータ)やみずほ銀行などで窓口サービスで使用されています。
1年前にPepper for Bizだけで国内企業500社が導入していますので、1年経った現在でPepper以外のロボット接客サービスも含めると、500社どころではないでしょう。
接客サービス業はAIロボットと相性が良く、近年多くの能力や知識を求められる接客業にも即対応出来ます。特に語学力、計算は最も得意とする分野です。
チェーン店が多くマニュアル対応が一般的ですので、むしろロボットの方が丁寧かも知れませんね。
ちょっと変わったロボットの話題が有りました。

攻殻機動隊 タチコマが店舗で接客。スマホアプリとも同期する実証実験が12月23日より渋谷のI.Gストアで開始
アニメ制作のプロダクション・アイジーとKarakuri productsが、攻殻機動隊のAI多脚戦車「タチコマ」を1/2スケールで再現し、スマートフォンアプリの育成データにもとづいて接客サービスをする実証実験を12月23日より実施します。
http://japanese.engadget.com/2016/12/22/12-23-i-g/

攻殻機動隊と言うアニメ作品に出てくるタチコマと言うロボットが現実に店舗で接客サービスする実証実験が行われています。
ロボットと聞くと人型ロボットを連想してしまいますが、人型よりもキャラクターの方が親しみやすい可能性も有りますので、今は未だ話題作りやテーマパークの域を出ていませんが面白いですね。
物流業界やアパレル業界と言った人手不足業界でもロボット導入が進んでおり、現状としてはアルバイトやパート領域の職業がAI・ロボットに変わり始めています。
富国生命がAI導入で34人を人員削減、IBMのワトソン活用
昨年、富国生命がAI導入によって数人を人員削減していますが、同一労働同一賃金制度の前に非正規社員がロボットになる方が早そうな勢いですね。