少子化で消費も社員も投資も企業も外国人頼み、訪日外国人の急増で好業績

外国人客:3割増加 臨時ボーナス出るほどニッポン下支え

訪日外国人の急増が関連企業の収益を押し上げている。鉄道や航空業界などで好決算が相次いだほか、外国人向けの売り上げが好調な衣料品メーカーは従業員への臨時ボーナス支給に踏み切った。国内市場は消費増税や人口減の影響で低迷が続いてきたが、「外国人頼み」の様相が強まっている。【鈴木一也、朝日弘行、山口知】
http://mainichi.jp/select/news/20150520k0000m020119000c.html

訪日外国人が増加していると言うニュースを見た事があると思いますが、日本の様々な市場は外国人頼みとなってきています。
殆どの方が訪日外国人と聞くと外国人観光客を連想し、旅行・観光業界が潤っていると想像するでしょう。
しかしながら影響は旅行・観光業界だけでなく、多くの業界へ波及しています。
JR東日本、JR東海、JR西日本の2015年3月期決算売上高が過去最高となった要因を外国人観光客の新幹線利用としています。ANAとJALの2015年3月期決算の売上高も増加しており、理由として国際線旅客収入を挙げています。
帝国ホテルでは外国人に人気となっている事から、外国人宿泊客の割合を現在の40%台から2020年までに50%へと増加する予定。
飲食店情報サイト運営ぐるなびでは、外国人向けに海外からも予約出来るWebサイトを開設。これが好調となり決算最終利益では32億円と過去最高。
ミキハウスが有名な三起商行でも、やはり外国人向け販売が好調となりパートを含む全従業員へ臨時ボーナスを支給。
更にセイコーの銀座店と成田空港店では中国人に高級腕時計が人気となり、売上高が2倍以上になる。
百貨店は完全に外国人向けが中心となっており、爆買と言う名称までついている。
この他にも様々な商品を購入している訪日外国人。
先日発表されたGDPでも個人消費は微妙な感じとなっており、訪日外国人頼りであることが窺える。
そして、少子化の影響も有り、転職市場では外国人を雇う会社も増えている。特に中小企業では顕著になってきています。
移民制度もそうですが、ビザ発給なども外国人向けに緩和されてきており、今後も訪日外国人向け求人募集は増加するでしょう。
更に、東京株式市場では今年最高値を更新しており、時価総額ではバブル期を上回っている程。この株式市場ですが、売買シェア6割は外国人投資家と言う事は良く知られていますね。
最後に企業側ですが、少子化による市場縮小は確実な訳ですから、社員もターゲットも商品も殆どが外国人向けとなります。既にグローバル化と言う名前で行っています。これは何も海外工場で製品を輸出入と言う問題ではなく、海外の拠点として設立し始めています。トヨタも外国人副社長を迎えており、経営陣に外国人を入れる企業も最近は非常に多くなっています。
以前であればシニア層と呼ばれる高齢者をターゲットとした戦略が多かったのですが、何しろ高齢者層は本当に消費をしません。当然ですが全く奮わずターゲットを外国人へと変更したら上手く行った感じでしょう。
若者向けサービスは上手く行ったとしても頭打ち、たとえ今から少子化が改善されたとしても人口・市場が大きく減少している世代は確実にある訳ですから、外国人に頼らざるを得ない状況。大学も外国人留学生の受け入れに躍起となっている。
当分の間、この外国人頼みは終わりませんし、このまま人口が増えないと多くの企業が潰れるでしょう。
未だに新卒採用のみで対応している企業、年齢で不採用とする人事などは辞めた方が良いでしょう。
市場の変化は既に起こっていますので、ターゲットは間違いの無い様にしたい処だ。

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