ハローワークの求人について

正式名称は公共職業安定所で、略称は職安、愛称がハローワーク
厚労省管轄の行政機関であり、国が運営する職業紹介所として多くの求職者に利用されているハローワーク。

そんなハローワークでの求人の探し方や、求人票の見方、利用するメリット・デメリットについて知っておくと転職にも良い効果をもたらすでしょう。

ハローワーク求人はブラック企業ばかり

ハローワークにある求人票はブラック企業ばかりと言う噂が多いですが、実際に多いです。

ハローワークで仕事を探した事がありませんが、ハローワーク運営の求人サイトであるハローワークインターネットサービスは見た事があります。

ハローワークインターネットサービスの求人を見た感じ、最低賃金計算での給料が多く、企業情報も少なく企業名も掲載されていない会社もあり、仕事内容も不明な求人が多く掲載されています。

この様な求人票では応募したいと思えず、どう考えてもハローワークで仕事を探すよりも一般的な転職サイトの方が遥かに良いでしょう。

ハローワーク求人への苦情やクレーム

ハローワークの求人に関する苦情・クレームは非常に多くなっている様で、笑えない事例まで発覚していますね。

厚生労働省がハローワーク求人への苦情やクレームを調査した結果が以下の通りです。

ハローワークの求人に対する苦情やクレームの内容(厚労省)

  • 求人票の基本給より少ない、残業代が未払いなど賃金について
  • 求人票と異なる業務といった仕事内容について
  • 求人票にある始業時間前に出社など就業時間について
  • 求人票にある休日数が嘘だった
  • 求人票にある社会保険に加入していない
  • 求人票と異なる雇用形態で採用された

ハローワーク求人には上記の苦情やクレームが多くを占めており、求職者は注意する必要があります。

ハローワークにある求人票には、他の転職サイト同様に勤務時間や時間外労働時間、休日数、給与や福利厚生などが掲載されていますが、これが嘘ばかりと苦情やクレームが多くなっているとのことです。

その他には、残業代が未払い、求人票とは異なり週休2日ではなかった、社会保険に加入していなかった、正社員で入社したはずが契約社員だった等がありました。

ハローワーク求人を巡る事件

ハローワークに限らず嘘求人票には特に罰則がないので、厚生労働省は入社前に労働条件を書いた書面での雇用契約書をもらってほしいと呼び掛けているらしいが、まともな企業ではなくブラック企業ですから書面での雇用契約書がない訳で事態を良く分かっていない様子。

そして、ついにハローワークで紹介された求人から応募した会社で、こんな事件が発生する。

ハローワーク:紹介先は「詐欺会社」行政の情報共有なく
http://sp.mainichi.jp/select/news/20131231k0000e040127000c.html

この事件の流れは以下の通りです。

  • ハローワークに日本健康促進協会(日健)の求人票が掲載される
  • ハローワークの紹介で女性が日本健康促進協会(日健)に入社
  • 日本健康促進協会(日健)が健康食品販売の詐欺会社で摘発される
  • ハローワークの紹介で入社した女性は逮捕されてしまう

日健の求人がハローワークに掲載されていた頃、消費生活センターには日健への苦情が多く寄せられており、ハローワークに詐欺会社の求人が掲載されていた原因は消費者庁と厚生労働省の情報共有をしていなかった事が挙げられています。

これは本当に最悪な事件だと思いますが、実はこういった悪質な企業の求人が掲載される事はハローワークに限りません

有名な転職サイトでも、こういった胡散臭い・詐欺まがいの事業を行なっているブラック企業の求人票が掲載されている現状があります。

嘘求人や詐欺求人だけならまだしも、ブラック企業の嘘求人や詐欺求人ですから応募者は注意しなければなりません。

ブラック企業ではなくホワイト企業に関しては以下のページを参考にして下さい。

ブラックがあればホワイトもある、新卒離職率の低い企業ランキング300

ホワイト企業トップ300、新卒3年後定着率ランキング

ハローワークと転職サイトを比較

もちろんそれは求人広告の質もありますが、それ以外の応募のしやすさや企業の情報量などが桁違い。逆にハローワークの求人数は非常に多いです。

もう、ハローワーク求人はブラック企業ばかりと言われているのに、なぜか他の転職サイトで探さない理由はなぜでしょうかね。

地方だとハローワーク頼りになる場合もありますが、民間の転職サイトを舐めてはいけない。ありとあらゆる手段で働かそうとする…良い意味でね。

35歳以上の中高年者層の雇用は難しいとなっていますが、こちらも今に始まった事ではありません。

最近の若者を、ゆとり社員やモンスター新入社員と呼んでいますが、中高年者層は老害・団塊と呼ばれ、やはり批判があります。

確かにブラック企業ばかりのハローワークもおかしいですが、それまでに培った経験や技術と言った実績である職歴を、今一度見直す必要がある。

求人広告のブラック企業ばかり目に付くという事は、自分の能力実績は、そういったレベルである。

ハローワーク求人のブラック企業対策

ハローワーク求人がブラック企業ばかりと言われてしまっていますが、対策は徐々に進んでいます。

50歳以上の中高年専門のシニア・ハローワークを戸畑区に全国初オープン

嘘求人の罰則強化、ブラック企業の求人拒否など来年国会へ提出へ

ブラック企業の求人拒否や嘘求人の罰則強化、そして中高年専門のシニア・ハローワーク開設と、批判が多かった部分を中心に改善を行っています。

ハローワークで仕事を探すにしても、転職サイトで求人を探すにしても、自分に合った会社へ入れると良いですね。

中高年向け求人のシニア・ハローワーク

福岡県北九州市戸畑区に、50歳以上の中高年求人を中心としたシニア・ハローワークを全国初オープンしたそうです。

東京にある北九州市事務所となるシティプロモーション首都圏本部でも、シニア・ハローワークの中高年向け求人を見ることが出来、Uターン・Iターンでの就職を促す狙いとなっています。

これまで若者対象の求人が多かったハローワークですが、中高年層の需要が増した事により今回のシニア・ハローワーク開設となった様です。

全国の有効求職者の内45歳以上の中高年が占める割合は45.5%と非常に多く、約半数は中高年が仕事を探している事になります。

中高年向け求人サイトや、転職サイトにも中高年・シニア世代向けの求人検索なども追加されており、女性・主婦・中高年が現在の転職市場では多いと思われます。

地方から始めたのは、前述の通りUターン・Iターンによる地方活性化に効果が有るかを検証する為ですが、今後の需要によっては全国でシニア・ハローワークがオープンする可能性は高い。

ただ、こうなるとハローワークのブラック企業求人をより排除しなければなりませんね。

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