ヘイズ、「ヘイズ グローバルスキルインデックス2013」を発表
グローバルな人材サービスを提供するヘイズ・グループでは、このたび、世界30か国の人材市場効率、優秀な人材の供給能力を評価査定した「ヘイズ グローバルスキルインデックス2013」を発表しました。本報告書によると、日本の人材市場では高度な技能を有する人材が不足しており、依然として需要と供給の均衡が取れずにいます。高いスキルに対するニーズを満たせないかぎり、スキル不足が経済の回復を阻む可能性もあります。
https://www.hays.co.jp/press-releases/HAYS_128594
人材サービスのヘイズ・グループが、グローバルスキルインデックスの2013版を発表しています。
それによると、日本では需要である企業側が求める高度なスキルや経験を有する人材が少なく、供給である求職者とのバランスが取れていないとの結果。
調査対象となった全30カ国中、日本が最も優秀な人材確保が難しい国となりました。
2位はアメリカ、3位はドイツ、ハンガリー、スウェーデンとなっています。
この調査は以下7つの項目によって、それぞれ評価された結果となっています。
- 教育の柔軟性
- 人材市場への参加
- 人材市場の法的環境
- 人材のミスマッチ
- 総合的な賃金上昇圧力
- 専門性の高い業界における賃金上昇圧力
- 専門性の高い職種における賃金上昇圧力
日本はミスマッチと賃金上昇が非常に高くなっており、法的環境も高い評価になっていますが、アベノミクスによりある程度この傾向を克服することが可能と纏められています。
日本で最も需要の多いスキル5職種をヘイズが挙げています。
- 財務計画立案、分析担当者
- ITマネージャー/ディレクター
- メディカルアフェアーズ
- 外国で弁護士登録をしているアソシエイト・アトーニー
- コンプライアンス担当副社長
色々言われていますが、前回記事と一緒に見ると面白い結果となっていますね。
何度か書いていますが、人材採用に関してもう少し日本企業は重要性を認識しなければなりません。
大卒じゃないから、転職回数多いから、就業期間が短いから・・・などなど、スキルや経験以外の部分であっという間に書類選考で不採用。した結果どうなったかをもう一度良く考えよう。