人材不足の職種と、今後人手が足りなくなる職業は?

現在、人材不足となっている業界人手不足の職種は何でしょうか?

ただ単に優秀な人材がいないと言う事ではなく、もっと深刻な問題が発生しているとの事です。

なぜ人材不足に陥ったり、人手不足になってしまうのか?

それでは、人手不足の業界と職種を見ていきましょう。

人手不足の建設業界と物流業界

原発作業員や震災の復旧や復興を行う建築現場作業員が足りないとのこと。

求む!建築作業員 低賃金に若者敬遠、コンビニへ人材流出…人手不足深刻
http://news.livedoor.com/article/detail/7730538/

記事によると、復興復旧作業員の東北や関東だけでなく、関西地方でも建築作業員が人手不足に陥っているとなっています。
要は建設業界が人手不足となっており、建築では職人の人材不足となっている訳ですね。

大阪労働局による平成24年度の有効求人倍率は、ブロック積み工・タイル工6.46倍に達したほか、とび工5.83倍、鉄筋工4.73倍、求職者1人につき約5件の求人。

総務省調査では、建設業の29歳以下就業者、所謂、若者の就業比率は11.8%、全産業の平均比率17.3%を下回り、55歳以上の比率は32.8%と全産業平均を4pt上回っており高齢化が進んでいる。

理由として低賃金が挙げられており、従業員30人以上の建設業の3月現金給与総額は、前年同月比0.1pt減の90.2と減少している。

では若者は建設作業員ではなく、どの仕事を選んでいるのか?
若い世代はコンビニ店員や運転手に転職したと推測している。

しかし、一方ではこんな記事もある。
転職先であるはずの物流業界でも人手不足が深刻となっている。

宅配便が届かない!?コンビニから商品が消える!? ドライバー不足が引き起こす「物流2015年危機」
http://diamond.jp/articles/-/36753

国土交通省の調査によると、2015年には14万人のドライバー不足となり、60歳未満の大型免許保有者も減少すると予測されている。

理由はこちらも低賃金で、全産業平均31万5000円に対しドライバーは平均月間収入29万4000円。

建築作業員もドライバーも重労働の割に低賃金の残業多めとなってしまっているが、サービス業はもっと低賃金の長時間労働だったりしますので、他に業界自体に問題がありそうです。

物流業界の他にコンビニ店員に若者が転職して流れているとなっているが、コンビニの正社員であるSVやエリアマネージャーと比較している様には見えませんね。しかも、そのコンビニ業界でも人手不足が深刻化しており、外国人労働者を多数受け入れている。

人手不足の医療業界と介護業界

人手不足で真っ先に挙がる職種と言えば、医師や看護師、そして介護職の介護・福祉業界ですが、それら人手不足業界との比較もされていないです。

医師は数が多過ぎるとして規制で抑制されていましたが、東日本大震災で医師不足に陥り、特に地方の医師が足りない事が浮き彫りとなりました。都市部の医師でも人口過多により時間外労働や休日出勤が多いなど労働環境が悪化しており、全般的な医師不足となっています。

看護師も人手不足となっていますが、看護師も時間外労働や休日出勤が多いなど労働環境の悪化を理由とする転職者が多くなっています。

介護・福祉業界は医師や看護師以上に人手不足となっており、介護施設を設立しても介護職員が集まらずに廃業というケースも増えています。

医師、看護師、介護職員いずれの職種も転職者が増加しており、労働環境ならびに低収入である事が転職の理由として挙げられています。

人手不足の原因

人手不足の原因は人口減少だからだと意見をしている方が多いですが、急激に労働人口が減少した訳ではなく人口減少が人手不足の原因とするのは時期尚早です。

では人手不足の原因は何なのかと言うと、先の人手不足業界や職種でもあるように労働環境と給与が人手不足の原因です。

人手不足の業界や職種を調査するよりも、逆に飽和状態になっている業界を調査し、皆がどういった職種に転職したいのかを調べないと話になりません。

若者だけでなく、中年世代、高齢者世代の皆が一貫して思っている事は、労働に見合った給料を貰いたいと感じている訳です。

公共事業が増加して果たして下請けまで利益が回ってくるか?
規制が多くなり、ガソリンなど資源価格に依存していつまでドライバーでいられるか?不安も付きまとう。

ちゃんと問題に踏み込んで改善していかないと、本当に誰もやりません。
若者の方も体力仕事ではなく、人と会わない仕事で、楽に一人で生活できるだけの給料で、責任のないポジンションで、残業もしたくないなどと言う人が急激に増加しています。

建築作業員やドライバーは、ある程度上記に当てはまっていますので、検討して欲しい所ではありますが、悪いイメージが多く転職に踏み切れない方も多い。

人手不足と言う事は、下請けだけでなく、直請や本社などが求人を行う場合が多いので、転職先としてはそこを狙いましょう。

公共事業関連や通販の拡大によって建設業界も物流業界も需要は多い訳ですから、多少の経験を手に入れれば無職になる事はまずありません。

それらを実際に行動に移しているのが、女性の労働者ですね。

以前とは違い、建築現場に女性作業員、女性ドライバーなどを見かける場合が多くなっています。

企業側も女性比率を増やすことで助成金を貰ったり、男社会と言うイメージを無くすと言った効果があります。

色々と考えて、今後の人材不足や人手不足の解消を図って欲しいところですね。

人手不足解消はAIやロボット

ここ最近では人手不足ではなく奴隷不足と言われるようになっていますが、人手不足の解消方法としてAIやロボットも挙げられる様になりました。

以前から工場などではFAと呼ばれる自動化が進んでいましたが、人手不足や人口減少が語られる様になってから急激にAIやロボットに注目が集まっています。

これまでIT業界に見向きもしなかった方々がIT、IoT、ICTと言いだしてしまい、今度はIT業界の人手不足が浮き彫りになってしまっています。
人手不足を解消する為のAIやロボット開発なのですが、IT業界から転職する人も多数という状態です。

IT業界から転職する理由としては、これまた労働環境と低い給与が多くなっており、最早お家芸とも言える。

人手不足だが人員削減

人手不足となり求人数も多くなっていますが、リストラによる人員削減も増加しています。

人員削減の方法としては希望退職と呼ばれる早期希望退職者の募集によって退職する代わりに、退職金に加算した特別手当などを支給する事が多くなっています。早期希望退職者募集には退職金上増しと再就職支援はセットとなっています。

人手不足だが人員削減をする理由とは何でしょうか?
人手不足なのに退職金を上増ししてまでも会社を辞めて欲しい人材とは一体誰なのか?

人手不足は中小企業だけ

人手不足なのに早期希望退職者募集による人員削減を実施しているのは主に大企業と中堅企業と呼ばれる規模の企業です。
人手不足と言われていますが、実際に人手不足となっているのは中小企業だけである事が分かります。

少なかった大手企業の求人が多くなり、中小企業から大企業や中堅企業などへ転職する人が増えている事が理由です。

この様な事柄から、今後人手不足や人材不足となるのは中小企業となります。
特に先に挙げられている人手不足業界の中小企業から人が居なくなる可能性が高いです。

人手不足解消は外国人労働者

求人を出しても全く応募がない事が多くなっていますが、多くの中小企業は人手不足の解消方法に外国人労働者を雇用しています。
先に挙げられている人手不足業界でも多くの外国人労働者を受け入れており、今後更に外国人労働者の受け入れを拡大する予定となっています。

しかしながら、人手不足となった理由である労働環境や低賃金は改善されておらず、結局は人手不足に陥る可能性は高いです。
中小企業のみならず大手企業や中堅企業でも工場では大量の外国人労働者を雇用している事から、やはり中小企業は人手不足に陥る可能性が出てきます。

外国人労働者も無限にいる訳ではなく、出稼ぎするにしても中小企業より大企業や中堅企業の工場を選びます。
出稼ぎを丁稚奉公と勘違いしている会社ほど人手不足となっていますので注意しましょう。

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